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訪問して、話を聞く

実際の訪問です。予備校・塾まで行く途中に、交通の便、通学時間、周りの環境などをチェックしておきましょう。目当ての予備校・塾に着いたら、さっそく、あらかじめ聞いておいた担当の人を呼んでもらいましょう。担当の人に会ったら、説明してもらうわけですが、効率的に知りたいことを知るためには、自分のほうから、積極的に質問すべきです。そのさいに、事前に準備しておいたメモが役に立ちます。「聞きたいことを、メモにまとめてきたので、その順に聞いていいですか」などといって、すすめると、聞き漏らしがなくなるし、相手もポイントを絞った話ができるはずです。そして、話を聞いているときは、聞きながらメモをとるようにするといいでしょう。情報を整理する練習にもなりますし、相手も真剣に話してくれます。また、家に帰って、他校と比較するときの貴重な資料にもなります。ばあいによっては、友だちに、塾選びの相談をもちかけられたとき、的確なアドバイスをするネタにもなります。これで株もあがります。

受験競争意識が激化

なぜ受験競争意識が激化してきたかという問題になるが、その解答を出すには一冊の本が必要になるぐらいの大きなテーマなので、ここでは簡単に三つの要因を挙げておく。第一の要因は、いまだに日本は高学歴を獲得すると何かと有利な学歴社会であるというものである。第二は、高学歴を経済的メリットとは考えないで、むしろステータス(象徴)としての学歴、つまりブランド品を身につけるのと同じ感覚で学歴を考えているというものである。第三は、受験のゲーム化現象を挙げることができる。高校や大学が偏差値やそれに類した数字で、ランク付けされるようになったのが70年代以降である。受験を考える親子は、(受けようとする)学校の中で行われている教育よりも、ランクが一つでも上の学校をゲーム感覚で受験しようとする、競争意識を持つようになった。簡単にいえば、これらの三つの要因で受験競争意識が激化したと言える。

ベースとなる発想や基本知識

「真似をする」と簡単にいいますが、これは想像するほど楽なことではありません。先行知識を理解するためのベースとなる発想や基本知識が備わっていなければならないからです。一方の真似されるほうとしては、せっかく手にした最新知識や技術をそうやすやすと人に明かすわけはありません。だから真似を甘くみてはいけないのです。近代、欧米からみて日本は真似ばかりしているという批判や皮肉があります。しかし、この批判や皮肉はとんだ的外れだと思います。そういう欧米諸国そのものが、お互いに真似をし合っていたのですから。その点、欧米と文化的に異質な日本は不利な立場にあるのです。実際、近代以降、いろいろな国が欧米から学ぼうとしましたが、最近の東アジアの新興国の成功までは、日本以外にうまくいった国はありませんでした。これは当時の日本の高い教育レベルに裏付けられたものだと考えられているのです。