葬式が終わったら、参列してくださった人たちに会葬礼状を出します。最近は告別式終了後に出口で手渡しすることが多くなっていますが、ていねいにする場合には一両日中に郵送します。会葬礼状の内容は、忙しい中を参列してくださったことに対するお礼と、取り込み中で不行き届きがあったことへのお詫びなどを簡単に書きます。くどくどと書く必要はありません。葬儀社で用意したものがありますので、相談するとよいでしょう。差出人は喪主と親族代表、葬儀委員長などの名前を列記し、死亡通知と同様に黒枠のついたはがきで出します。ていねいにしたい場合には封書にして出すこともあります。郵送する場合は、葬儀のときの受付においた会葬者名簿に従いますが、住所や名前に誤りがないようによく確認することがたいせつです。また、事情により会葬できず、香典やお悔やみの手紙、弔電などを送ってくれた人にも、会葬礼状に準じてお礼状を出します。また新聞に死亡公告をのせた場合は、葬式後にやはり会葬御礼の公告をのせます。このときの文面は、会葬礼状と同じでかまいません。
マナーの基本は、他人が不快になることをしないことです。同じ席にはタバコが嫌いな人がいるかもしれません。灰皿の用意されていないテーブルでいきなり吸い始める人がいますが、もちろんそれはマナー違反です。正式にはデザートコースに入ってから吸うとされていますが、灰皿が用意されていれば吸ってもかまいません。ただし、必ず両隣の人に「タバコを吸ってもよろしいでしょうか?」と、ひとこと声をかける習慣をつけたいものです。また披露宴などでは、主賓のあいさつ中は遠慮して、乾杯後に吸い始めたほうがよいでしょう。もともと正式な午餐会や晩餐会では、食事が終わっても灰皿は出ないものでした。食後のコーヒーは、別室で出される習慣で、そのときに輿ハコを吸うようになっていたのです。ただ、最近は時間の関係で、ほとんど食事の後同じ席でコーヒーがサービスされます。それだけに喫煙者のマナーが問われます。また、立食パーティーではうっかり他人の洋服に火をつけてしまわないように注意してください。火は常に自分の体に向けて持つのが、マナーです。
賀詞に続くあいさつ文は、相手との関係によって、次のようなパターンがあります。上司、お世話になった人→旧年中はひとかたならぬご厚情を賜わり、厚く御礼申し上げます。本年もなにとぞよろしくご指導くださいますようお願い申しあげます。恩師・ごぶさたしている目上の人→平素のごぶさたをおわび申しあげます。相手の健康を祈る場合→本年も皆様のご健康をお祈り申しあげます。相手の幸福を祈る場合→本年が皆様にとって幸多い年でありますようお祈り申し上げます。新年を迎えた喜びを伝える場合→皆様おそろいで良いお年をお迎えのこととお慶び申しあげます。普段フランクなつき合いをしている友人の場合は、このようなあらたまったあいさつは不要。賀詞のあとに、新年を迎えての自分の気持ち、今年の計画など自由にメッセージを書きましょう。
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